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計算機の使い方2026-06-18

素因数分解のやり方|手順とコツを例題でわかりやすく解説

「素因数分解のやり方を忘れてしまった」「大きな数になると、どこから手をつければいいかわからない」と困っていませんか。素因数分解は中学数学の基本でありながら、コツをつかむまでは時間がかかる単元です。この記事では、中学生や数検を受ける方に向けて、素因数分解のやり方を手順とコツで一からていねいに解説します。読み終えるころには、すだれ算をスラスラ書けるようになり、無料ツールで答え合わせもできるようになります。

素因数分解とは「素数のかけ算」に分けること

素因数分解とは、ある整数を素数だけのかけ算の形に表すことです。「素数(そすう)」とは、1とその数自身でしか割り切れない2以上の整数で、2・3・5・7・11…と続きます。

たとえば 12 を素因数分解すると 2 × 2 × 3 になります。これ以上は素数のかけ算に分けられません。ある数が素数かどうか自信がないときは、素数判定機で確かめると安心です。素因数分解は、約分・最大公約数・最小公倍数など、さまざまな計算の土台になる大切な考え方です。

素因数分解の基本のやり方(小さい素数で割っていく)

素因数分解の基本は、小さい素数から順番に割っていくことです。手順は次の3ステップです。

  1. その数が 2 で割り切れるか調べ、割り切れる間は2で割り続ける
  2. 次に 3、続いて 5・7・11… と、小さい素数の順に割っていく
  3. 割った結果が 1 になったら終了。割るのに使った素数をすべてかけ合わせた形が答え

ポイントは「必ず小さい素数から試す」ことです。いきなり大きな数で割ろうとすると見落としが増えます。

すだれ算(連除法)の書き方

素因数分解は「すだれ算(連除法)」という筆算で書くと、ミスが減ります。割り算の記号を上下逆さにしたような形で、左に割る素数、下に商を書いていきます。

例として 60 をすだれ算で分解してみましょう。

2 ) 60
2 ) 30
3 ) 15
    5

左に並んだ 2・2・3 と、最後に残った 5 をかけて、60 = 2 × 2 × 3 × 5 = 2² × 3 × 5 が答えです。同じ素数が複数回出てきたら、2² のように指数(右上の小さい数字)でまとめて書くのが正しい書き方です。

例題:360 を素因数分解する

もう少し大きな数で練習しましょう。360 を分解します。

  • 360 ÷ 2 = 180
  • 180 ÷ 2 = 90
  • 90 ÷ 2 = 45
  • 45 ÷ 3 = 15
  • 15 ÷ 3 = 5
  • 5 ÷ 5 = 1

使った素数は 2・2・2・3・3・5。よって 360 = 2³ × 3² × 5 です。3回割った2は2³、2回割った3は3²とまとめます。手順どおり小さい素数から割れば、大きな数でも確実に分解できます。

素早く解くための3つのコツ

テストで時間を縮めるには、割り切れるかを見分ける「倍数の判定法」を覚えておくと便利です。

  • 2の倍数:一の位が偶数(0・2・4・6・8)
  • 3の倍数:各位の数字の和が3の倍数(例:360 → 3+6+0=9 は3の倍数)
  • 5の倍数:一の位が0か5

この判定法を使えば、割れるかどうかを一瞬で見抜けます。また、ある程度割り進めて商が小さくなったら、それが素数かどうかを素数判定機で確認すると、最後まで割り切る手間が省けます。素数そのものを体系的に見つけたい人は、エラトステネスの篩のアニメーションも参考になります。

実際に試してみよう

やり方を覚えたら、素因数分解計算機で答え合わせをしましょう。数を入力するだけで、素因数分解の結果と途中の計算式(すだれ算の流れ)を表示してくれます。

まずは上の例題の 360 を入力して、自分の答え 2³ × 3² × 5 と一致するか確かめてみてください。自分で解いてからツールで確認する習慣をつけると、計算力が確実に伸びます。素因数分解は最大公約数・最小公倍数の計算にも直結するので、あわせて練習すると効果的です。

よくある質問(FAQ)

Q. 1 は素因数分解できますか?

A. 1は素数ではなく、素因数分解もできません。素因数分解の対象になるのは2以上の整数です。

Q. 素数はそのまま答えになりますか?

A. はい。たとえば 13 は素数なので、素因数分解しても 13 のままです。これ以上は分けられません。

Q. どの素数まで試せば終わりですか?

A. 割っている数の平方根まで試して割り切れなければ、残った数は素数です。たとえば商が 29 になったら、√29 ≒ 5.4 までの素数(2・3・5)で割れなければ29は素数と判断できます。

Q. 同じ素数が何回も出たらどう書きますか?

A. 2 × 2 × 2 のように繰り返すのではなく、2³ と指数を使ってまとめます。これが正式な書き方です。

Q. 素因数分解は何の役に立ちますか?

A. 約分、最大公約数・最小公倍数の計算、分数の計算などに使われます。中学数学の多くの場面で土台となる考え方です。

まとめ

素因数分解のやり方を、基本手順からコツまで解説しました。要点を振り返りましょう。

  • 素因数分解は、整数を素数だけのかけ算の形に分けること
  • やり方の基本は「小さい素数から順番に割っていく」こと
  • すだれ算(連除法)で書くとミスが減り、同じ素数は指数でまとめる
  • 2・3・5の倍数判定法を使うと、割れるかを一瞬で見抜ける
  • 平方根まで割り切れなければ、残った数は素数

手順を理解したら、素因数分解計算機で答え合わせをするのが上達の近道です。途中式まで表示されるので、自分の計算と見比べて弱点を見つけられます。素数そのものに興味がわいたら素数判定機エラトステネスの篩も試して、数の世界を楽しみながら力をつけていきましょう。

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